2021.8.25
世界的な英国ロックバンド「ローリングストーンズ」のドラマー
チャーリー・ワッツ氏が逝去された。
御年80歳だそうだ。
60年もの間、トップスターとして生きてきた彼の人生とは・・
聞き齧りで恐縮ですが自分なりの解釈をして追悼としたい。
まずはこの写真を見て欲しい。
このステージ衣装にまずは痺れる。
他のメンバーを見てみよう。
写真左からチャーリー・ワッツ、ロン・ウッド、キース・リチャーズである。
そしてこちらが看板役者、もとい、ボーカルのミック・ジャガー
そしてリサ・フィッシャー
これは世界的なロックバンド「ローリング・ストーンズ」のステージである。
ちなみにこの時の演奏曲は「ギミーシェルター」である。
他の3人は悪ガキがそのまま大人になって、相変わらずブイブイ言わしている。
見てわかる通り他のメンバーたちはそれなりに?いや、キメキメに決めているのだが
涼しい顔でドラムを叩いているチャーリーはポロシャツなのである。
初めてこのビデオを見たときにひっくり返った!
「ワァオ!英国紳士じゃん!w」
しかも感情を表に出さないというか、涼しい顔してビートを刻む姿は
もうね、ほんとすごい!としか言いようがない。
一般的なロックスターという虚像からは少し離れている気がするのだが
逆に人としての温かみが感じられる。
愛妻家で家を離れたくないと泣いていたこともあったとか。
世界的なロックバンドに在籍していながら自分では
ジャズドラマーと言って憚らなかったという気骨を持った男でもあった。
ステージ後方で、髪を撫で付けて、シワひとつない下ろしたてのポロシャツを
第一ボタンから締めて、感情を出さずあくまで冷静にビートを刻む英国紳士。
う〜〜ん 絵になる男だよね〜
同性から見ても痺れるぜw
そんなチャーリーが天に召された。
実は自分はビートルズ派で、ストーンズはほとんど馴染みが無い。
知ってるのは古くてメジャーなもののみ。
だから畏れ多くてコメントし辛いのではあるが
もともと音楽を目指していたこともある不肖佐藤である。
お許しをいただいて一言追悼コメントとしたい。
ヤンチャ過ぎるくらいの他のメンバーと
対照的に沈着冷静でクールにドラムを叩く姿は
どこか先生のような感じがする。
自らも薬中、アル中にもなったらしいのだが
こうやって80歳まで現役でいられたということは
よほど音楽の神様に愛されたのであろう。
家族に看取られながら天国へ旅立ったチャーリー
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
佐藤hiroyukiss博之
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